何言ってんだ!野菜はおいしいよ!
子どもたちが、ニガイ薬なみに嫌がるピーマンやキャベツ…
大人のあなたが食べてみると…
なんで食べないの?
って思いますよね。
実は、我々大人は忘れているんですよ。
子どものころ、イヤでイヤでしょうがなかった野菜の苦味。
いつのまにかフツーに食べられるようになり、
それどころか「野菜が好き」になった人もいるんじゃないでしょうか。
自分はがんばって野菜を食べたからこうなれた。
今の子どもは努力が足りない。
厳しくしなくては!
なんて、気合を入れすぎてないですか?
実は、大人がフツーに野菜を食べられるのは、
味覚が変わるから。
大人が感じている、野菜のうまみは、
子どもにはタダの「にがさ」「えぐさ」「臭さ」しか感じられないんです。
では、なぜ子供の頃は、野菜がマズイのか?
子どもは「毒」に対する抵抗力が弱いです。
すぐにお腹こわしたり、体調崩したりします。
だから…味覚でガードしてるんですよ。
「にがいもの」…毒かもしれない
「青臭いもの」…未成熟で体にわるいかも
「すっぱいもの」…腐っているかもしれない
だから、子どもは野菜が苦手!
野菜好きな子どもは、与えた料理の味付けがプロ並みに美味いか、
味覚が未熟すぎて味がわからないか、
両親に褒められたくて、おいしいフリをしているかのどれかです。
ちなみに、当サイト管理人は、
「クソマジーけど、食べると両親が喜ぶから、鼻をつまんで食べてた」派です。
そして、悲しいことに、当サイト管理人の子も、親に似たというか…
一瞬、顔を歪めながら、「おいしいよ」って言ってくれます。
そんなさあ!子どもは大人に気を使わなくたっていいんだよ!
だけど、世間の風潮として、
「野菜を食べないととんでもないことになる」という風潮がありますよね。
いったいどうなるんでしょう?